【レポート】エンジニアといっしょに考える。製造業でAI導入ハードルを越えるワークショップ

こんにちは。製造業向けAIの開発や導入をしているスカイディスクです。先日、第一回目の「AI導入のハードルを飛び越えるワークショップ」を開催しました。

製造業の各社にて、社内AI推進担当者となっている方々がワークショップに参加。皆さんが抱えているAI導入のハードルについて意見交換し、それぞれの課題に向けた次のアクションを探りました。

いまのAIについて理解を深める

まず前半では、現在のAIに向いている課題やデータ、AIの活用事例、AI導入前の検討ポイントなど、AI導入を進める上で知っておいて欲しい情報をご紹介しました。

製造業で取り組んできたAIプロジェクトの経験から、課題設定の重要性についてもご説明しました

特に、AI導入前の検討ポイント「コストだけで考えないこと」「AIと人が共存するような業務フロー」などは、後半のワークショップにもつながる内容です。AI化によって何を会社の資産にするのか? 省人化、技術継承、品質改善など、AI化によって狙う効果をしっかり仮説立てましょう、といったメッセージがありました。

ワークショップでAI導入に向けた課題に向き合う

AI、と聞くと「あんなこともできるんじゃないか」「こうしたらいいんじゃないか」と、いろんなアイデアが湧きあがります。一方で、「実現するためには、こんなデータが必要です」「他の手法と比較したときに、本当にAIを使って解決したい課題ですか?」など、課題を深掘りをする機会はなかなかありません。

今回のワークショップでは、実現可能性のあるテーマで話し合いをしようと、参加者の皆さんに「AIで解決したい課題」「AI導入のハードル」を持ち寄っていただきました。

スカイディスクからは、AIエンジニアが福岡と東京からリモートで参加。AIエンジニアの視点を交えつつ、グループのメンバー全員で、次にやるべきアクションをいっしょに考えました。

ワークショップ形式でAI導入のあれこれを議論

AI導入前にやるべき新たな視点や、じつはAIだけでは解決できない課題があることに気づいたり……。次のアクションが明確になったことで、皆さん、どこかすっきりとした様子で帰られていきました。

参加者の声は……

企画時点では「初対面の方々でのワークショップがちゃんと盛り上がるだろうか?」と心配していましたが、参加者同士で知恵を出し合う内に会場は和やかな雰囲気に。ワークショップの最後には、AIあるあるに共感しながら互いに励ましあう姿も見られました。参加した方々からの声をアンケートからご紹介します。

「少人数でのディスカッションだったので、気軽に相談できた。」
「相談を含めたワークショップでは、今後の業務に活かせそうな考えを導きだせてよかった。」
「PCを通してではあるが、直に専門家へ業務の相談ができてよかった。」

次回オンラインセミナー開催のご案内

AI導入プロジェクトを進めるために、何をゴールに設定すればいいのか?データの取得方法は?……そんな課題に頭を抱える担当者の方向けに企画した今回のワークショップ。次回はオンラインセミナーの形式で開催いたします。開催予定は、2019年12月26日(木)です。お申し込みはこちら(※イベントは終了いたしました)。みなさまのご参加をお待ちしています。

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