スマートファクトリー化向けAI簡易診断パッケージ提供開始
AI開発の失敗案件を減らす!
株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:橋本 司 以下「当社」)は、工場内にあるデータがAI(人工知能)による業務効率化に使用できるデータかどうかを簡単に診断できる「スマートファクトリー化向けAI簡易診断パッケージ」の提供を開始いたしました。
これは当社が様々な設備機器、機械、部品のデータ解析を行ってきた中で、初期段階におけるデータ検証・診断が実際のAI化において最も重要だという認識から生まれたもので、AI作成に取り掛かる前に、今あるデータで簡易に診断ができるパッケージです。
■なぜ工場内でのAI活用が注目されているのか
現在各産業で自動化・AI化が進められており、工場に於いても例外ではありません。属人的なオペレーションによって成り立っていた業務が多く存在する工場では、熟練の技術が必要でありながら高齢化による後継者不足や人件費削減といった状況が重なり、AIを活用した業務効率改善が期待されています。
当社はこれまで工場における高齢化と労働力不足という課題に対して、AIを活用しスマートファクトリー化を推進すべく、様々なデータ解析を行ってきました。今回のパッケージサービスはAI開発サービスのうち、無料データ診断を行う「データ診断カルテ」作成と、分析手法の検討を行う「解析レポート」を合わせたものです。
■パッケージ作成の背景
スマートファクトリー化が進むにつれ、「AIを作ったが失敗した」というケースが増えて来ています。これは感覚的に必要そうなデータを収集し、いきなりAI開発に取り掛かることに起因しています。
データ件数の総量が足りない、データ項目が少ない、データの欠損や異常値が多い、といったデータの不備によりAIの解析ができず開発に進めない場合、初期段階でデータの確認ポイントを熟知しているエンジニアによる適切な判断が必要です。AI作成に取り掛かる前に今あるデータでAI化が可能かどうかの可否を検討することで、失敗案件を減らすことが可能になります。
当社の「スマートファクトリー化向けAI簡易診断パッケージ」は、データ整形手法の検討、データ解析手法の検討などを行い、データに対してどのような分析アプローチが有効か事前検討のレポーティングをします。これにより実際にAI作成可否の判断が簡単にできるようになり、コストを押さえて効率的な開発が可能になります。
■AI簡易診断パッケージとは
AI開発における重要な初期の2ステップをパッケージ化したものです。
◯プロセス
1.すでにお客様がお持ちのデータを当社に連携する
2.当社にてデータの評価を行い、「データ診断カルテ」を作成し報告する。
3.お客様に結果を確認頂き、データ不備がある場合はデータの追加取得を行う
(データ取得のアドバイスも実施可能)。
4.当社にてデータの簡易解析を行い、「解析レポート」の作成を行う。
5.「データ解析レポート」の報告会を行い、AI化実施の判断をする。
6.故障予知や歩留まり向上のためのAI作成に進む場合は、要件定義へと進む。
◯価格
50万円〜100万円(税別。データ診断カルテで終わった場合は無料)
◯問い合わせ窓口
担当:商品企画・プロジェクトマネジメント室 マネージャー 北田
メールアドレス:kitada@skydisc.jp
【Copyright/商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
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【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
株式会社スカイディスク 高井
TEL: 080-8424-2195
E-mail: contactus@skydisc.jp