世界的な半導体メーカーNVIDIAの実施するスタートアップ支援プログラム「Inception Program」パートナー企業に認定
IoTデータ解析クラウド「SkyAI(スカイエーアイ)」の強化を目指す
株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:橋本 司、以下「当社」)は、GPU(Graphics Processing Unit、リアルタイム画像処理に特化した演算装置ないしプロセッサ)の開発・販売で最大手のNVIDIA Corporation(以下、NVIDIA)の、ディープラーニング技術を活用するスタートアップを支援する取り組みである「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されましたので、お知らせします。
■NVIDIA Inception Programについて
「NVIDIA Inception Program」は、人工知能(AI)やデータサイエンスの進歩に伴い、業界に革命を起こそうとしているスタートアップ企業を養成することを目的としています。Inceptionは仮想インキュベータープログラムとして設計されており、製品開発、プロトタイピング、および導入の段階でメンバーを支援します。これには、ハードウェア付与やマーケティングサポート、ディープラーニングエキスパートとのトレーニングなどのカスタムセットが含まれています。
■「Inception Program」パートナー認定について
当社ではIoTのセンサデバイスで集めたデータを、AIで分析をするまでのワンストップサービスを提供してきましたが、日本においてはまだIoTやAI開発を行うにあたってのエコシステムがないことを課題に感じておりました。
今回、世界中でIoT、AI企業とのパートナーシップを持ち、国内でも60社ほど参加している「NVIDIA Inception Program」に参加することで、技術面でのサポートを得るだけでなく、共に日本や福岡でのIoT、AI業界を盛り上げていくパートナーとして、イベントの共催なども計画しています。
技術面では、すでに当社ではNVIDIAのGPUをIoTデータ解析クラウドAI「SkyAI(スカイエーアイ)」に活用しており、今回の提携で更なるAI分野の強化を目指します。
■IoTデータ(時系列データ)解析に特化したクラウド型AI「SkyAI(スカイエーアイ)」
あらゆるセンサで収集したデータから、AI学習モデルを生成し、正常異常判定や予測などの結果をわかりやすく表示することができるサービスです。
図のように、まず既存のデータやセンサデバイスで収集した時系列データを生データとして用意します。次に整形プログラム(フーリエ変換やZ変換)によって、AI用学習データである整形データに変換、その後パラメーターのチューニングやデータの見直しをし、AI実運用モデルを完成させます。そして新しいデータを入力していくことで、正常異常判定や予測などの結果が得られるようになります。
当社では、生データを整形する際、時系列解析に強みを持つ整形プログラム(フーリエ変換(FFT)、自己相関解析、時系列モデル)を用います。また、これまでの実証実験(PoC)で作成した学習モデルがすでにあるため、より精度の高い正常異常判定や予測を得ることができます。
さらに、学習モデルを作成するために、すでにある生データだけでは不足している場合には、必要なセンサの提案もいたします。
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株式会社スカイディスク 高井
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